シームシーリング技術
「縫目からの漏水」を防ぐ為に、ONYONE Breathtech レインウエアは高度なシームシーリング技術によって製造されています。
縫製によるミシン針の「穴」の処理を行わないと、水が衣服内に浸入してしまいます。
一般的に、防水ウェアには縫い目の裏側に「シームシーリングテープ」と呼ばれる「目貼り」テープを貼り付けて防水性能を保持します。
シームシーリングテープ部分にもしっかり耐水圧が確保されていることが重要です。このテープは、「熱」と「圧力」により貼り付け加工を行いますが、機械設定や貼り付けの技術が適切でなければ、耐水圧をキープすることは難しく、この作業には熟練の技術と知識、そして繊細な管理が必要です。
シームの耐水圧について
シームシーリングは使用する素材の特性に合わせて、厚さ・幅・圧着温度を変更します。さらに気温・湿度などの状況に合わせて機械をセッティングし、最適な状態で加工することにより、精度の高い仕上がりが可能となります。一般的にシームシーリング部分の耐水圧は2,000mmでの管理が多いですが、ONYONEでは耐水圧3,000mmをクリアする厳しい基準で管理しています。
素材やコンディションにあわせて最適な設定を行います。
耐水圧試験機で定期的に加工品質を確認しています。